胆泥症について(2021/5/11)
最近のご相談で多くなっているのが胆泥症についてです。
昔に比べるとエコー検査が発達してきたこともあって従来は分からなかった胆のうの様子も分かるようになっています。
良い部分もありますが、必要以上に気にしてしまうケースも少なくありません。
胆泥症自体では治療の必要のない状態です。
胆泥の原因によってはその原因を解決する必要のある場合がありますが、すぐに治療の必要はありません。
また、その他の胆のう疾患に進行することはないことが分かっています。
科学の進歩によって病気の早期発見につながることも多く、それは良いことだと思いますが気にしなくても良いことまで治療という形になり、余分な薬を使ったり処方食をたべさせたりと、かえって健康を害してしまうケースも多いように思います。
中でも顕著なのがストラバイト結晶と胆泥症です。
両方とも病気のうちではありません。
獣医さんで胆泥症と診断されたら、とりあえずはお酢を加えてみてください。
リンゴ酢がおすすめですが、普通のお酢でも大丈夫です。
体重10㎏の子で1日に小さじ半分くらいを食事に混ぜて与えてみてください。
他では、胆石に効果のある、”ジンジャー”、”ハーブパウダー ミルクシスル”もおすすめです。
何にしてもあわてて治療をする必要はありません。
食事をちょっと工夫することで対応してあげるのが良いです。
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