アレルギーについて ④ 原因 (2006/10/1)
犬、猫、ともに、ご相談で一番多いのは、やはり、アレルギーについてです。
相談を受けたときには、いつもお話していることですが、アレルギーの症状の、湿疹や痒みなどは、動物の身体から言えば、悪いものを身体の中から出そうとしている免疫の働きで、悪いことではないんです。
大切なことは、悪いものを出すのを邪魔しないということです。それも、湿疹や痒みとしてではなく、オシッコ・ウンコとして排泄出来るようにしてあげることです。
薬を使って、無理やりに症状だけを抑える治療では、絶対に治りません。
確かに、一時的には、劇的なほどの効果がありますので、飼い主さんとすれば、治ったような気分になって、次に症状が出てきたときにも同じように、薬で抑えます。
それを繰り返しているうちに、だんだん症状が酷くなっていくことと、薬の効果が少なくなり、だんだんと強い薬、大量の薬を使うようになります。
それでも治らずに、最後にはアレルギー検査をして、その陽性反応のある物質を避けて、フードを選ぶというように進んでいきます。
この一連の治療の流れは、結局は、動物の身体を蝕んで、更に深刻な状況にしてしまっているんです。
対処、考え方としては、まずは消化器官を整えることと、肝機能を向上または、負担を少なくすることです。
例えば、牛肉にアレルギーのある子の場合、牛肉が悪いのではなく、牛肉を消化吸収できない消化器官を改善してあげるということです。
アレルギーの治療では、よく「原因を突き止める」、と言われますが、その原因とは、アレルギーを起こす物質のことではなく、身体の機能の問題のことです。
殆どの人は、アレルゲンになる食材を突き止めることと、避けることに苦労していることが多いようですが、そうではなく、根本的に強い体を作り上げることを考えてください。
とは言っても、アレルギーに関しては、複雑な要素も多く、簡単には治らないこともあります。
あせらずに、ジックリと構えて、根本的な問題の解決を考えてあげてください。
そうすることが結局は治療の近道になります。
前へ(動物愛護②) | 次へ(狂犬病ワクチン) |
カテゴリー アレルギー
アレルギー
フード
必須脂肪酸
原因
生活習慣病
肝臓機能
ステロイド剤
アトピー性皮膚炎
フィラリア予防薬
リノール酸
指間皮膚炎
ご相談・お問い合わせ(無料)
メール(24時間受付) |