散歩について (2003/9/6)
小型犬を飼育している人で、散歩をしない人が割と多くおられます。
理由は、「変な菌に接触させたくない」という事や、「室内で自由に走り回っているので、運動量は充分」、また、「散歩したがらない」というような事のようです。
ですが、「変な菌」に接触する事って大切な事なんです。ワンちゃん達は、散歩などのときに色々な雑菌に接触することによって、自分自身の身体で免疫を作り上げます。
若いうちはそれほど感じないかもしれませんが、7~8歳を超えてくるあたりから、免疫力・抵抗力に大きな差が現れてきます。
散歩のときって、好奇心と、適度な緊張感をもって、歩きます。
そんな状態で筋肉を動かすことによって、脳の活性化にもなり、身体全体の代謝も促し、老化の予防にもなります。
どんなに室内で走り回っていても、散歩ほど、ワンちゃんを有意義な気分にさせてあげる事が出来ません。
何か特殊な事情がない限り、散歩の嫌いなワンちゃんって、基本的にはいません。ただ、子犬のときに初めて散歩に出るのは、怖がって動けない子が殆どですが、慣れてくると、自分から誘いに来るようにもなりますし、ワンちゃんにとっては、最大の楽しみになります。
その楽しみを知らずに過ごすのって可愛そうですし、人間で言えば、"ひきこもり"と同じ精神状態になってしまいます。
また、最高に優れた食事を摂っていて散歩をしない子と、食事はどちらかと言うと好ましくなくても、充分な散歩や運動を毎日楽しんでいる子を比べると、充分な散歩をしている子のほうが、圧倒的に、明るく、心身ともに健康的な子が多いです。
散歩って重要です。今まで、散歩には行った事のないワンちゃんも、今日からでも、散歩させてあげてください。
前へ(肥満) | 次へ(繁殖) |
カテゴリー 健康
散歩
絶食
健康としつけ
生活習慣病
長寿食
ホリスティック
健康診断
プラセボ効果
対症療法
自然治癒力
放射能汚染
コレステロール
腸内環境
プラスの感情
腹八分
犬の腸内細菌
カテゴリー 日常
犬の幸せ
犬との生活
病気
胃液
夏対策
マルチーズ
仔犬
散歩
食糞
老・障害犬(猫)
出産
命
時間がない
安楽死
運動制限
美容室
ペットセラピー
飼い主のマナー
ウンコ
動物の供養
災害時の備え
日本と海外の違い
問題行動の責任
食欲
熱中症
雷
21歳と18歳
食欲について②
ご相談・お問い合わせ(無料)
メール(24時間受付) |