しつけ ⑩ 群れのリーダー (2010/8/13)
「しつけ教室に通っていて、しつけ教室では色んなことが出来、また、お利口でいられるようになってきたのに、日常生活では、以前と全く様子が変わっていない」というご相談をいただくことがあります。
しつけ教室では、おやつを使ったしつけをすることが多く、色々な芸などを教えるには有効ですが、いつまでもそれだけでは、日常生活に生かすことは出来ません。
しつけ教室へ通っていれば、飼い主さんに意識を向けさせることは出来ますから、そこから普段の生活にも繋げていけるように考えてください。
例えば、犬の群れのリーダーの行動を参考にして考えてみてください。
犬の群れのリーダーは、お利口にしていたとしても、おやつはくれません。
して欲しくないことを止めたときにも、おやつはくれません。
また、おやつを期待して何かの行動をしても、おやつはくれません。
リーダーとしての一番の行動は、堂々としていることです。
言葉で表すのは難しいですが、頭の中で犬の群れのリーダーをイメージしてワンちゃんと接してみてください。
胸を張って、落ち着いた動じない態度で、低いトーンの声でしゃべってみてください。
ちなみに犬は体の大きさが大きいほど、声は低くなります。
『強い=声のトーンが低い』という潜在意識も関係しているんです。
誤解しないで欲しいのは、群れのリーダーは暴力を使って支配しているのではないということです。
態度で現してください。
しつけ教室で習ったことを上手く生かしながら、その次のステップとして考えてみてください。
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