しつけについて ② アルファシンドローム (2003/7/15)
最近、しつけ教室などでは、「アルファ・シンドローム」と言うのが流行っているようですが、実際にアルファ・シンドロームの犬というのは殆どいません。
問題行動があったとしても、単に"わがまま"なだけのことが殆どです。
スキがあれば、飼い主さんよりも上の立場に立ってやろうと考えているような犬って、自分は見たことがありません。
それでも、ほとんどのしつけ教室では、ちょっと問題があると、「アルファ・シンドローム」だという事で、狼の群れのリーダーの行動を真似するようなことを教えていますが、あまり意味がありませんし、殆ど、効果も出ていません。
難しく考えずに、人間の親が子供に色々なことを教えるようにしてあげれば、解決できます。
あせらずに、じっくりと対処してあげてください。
あと、引っ張り癖のある子には、引っ張ると首が絞まるような仕組みの「チョークカラー」を使っている方が多いのですが、殆どの人は、犬が引っ張ると、自然と首が絞まって苦しいので、引っ張るのを止めると思っているようですが、大間違いです。
チョークカラーというのは、しつけ用の道具で、正しい使い方をすれば、有効ですが、ヘタをすると犬に負担を与えるだけの道具になってしまいます。
使い方に関しては、文章で説明するのは難しいので、直接お問い合わせください。
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