飼い主のマナー (2009/3/15)
犬や猫、特に犬の飼い主さんのマナーについてですが、ウンチの処理などは、タバコやゴミのポイ捨てなどと同じで、人間としてのマナーです。
もうひとつ、ある程度のしつけなどに関しては、飼い主としてのマナーです。
例えば、ノーリードの場合、「どこにも行かない」「他の人や犬にも危害を加えない」という考えでリードを繋がずに散歩している人や、ノーリードで歩くことが犬との信頼感、また、しつけが出来ている象徴のように感じて、ノーリードの散歩をしている人も見かけます。
状況や環境によっては、ノーリードを楽しむことも良いと思います。
ただ、その判断は、自分ではなく、周りの人が判断することです。
極端ですが、"自分の隣の家でライオンを飼育している"と考えてみてください。
「絶対に噛み付きません」と言われても、ライオンがリードに繋がれずウロウロしていたらどうでしょうか、また、飼い主さんを引きずりまわして散歩していたらどうでしょうか。
犬が嫌いな人、怖い人にとっては、それと同じ気持ちです。
例え、超小型犬であっても、「怖い」と感じている人はいます。
犬が苦手な人にも安心できるような状況こそが、飼い主としてのマナーであり、必要なしつけだと思います。
誰からも好かれるようなワンちゃんにしてあげてください。
話は変わりますが、和歌山県でも動物愛護推進委員が選定され、当ショップでもお付き合いさせていただいている、お二人が選ばれました。
お二人とも、主にボランティアとして、啓発活動をされている人で、一般の女性の方です。
動物愛護推進委員とはいっても、行政の選ぶことですから、通常は、獣医さんや、議員さん、また地元の有力者・有識者が選ばれることが殆どで、動物愛護のボランティア活動をしている個人が選ばれたことは、画期的なことだと思います。
県(動物愛護センター)のボランティア活動をされていることが選ばれた大きな理由だとは思いますが、それでも、実際に現場で活動している一個人が選ばれたことは、嬉しく思います。
今後も、お二人のご活躍を応援していきたいと思います。
そのお二人が中心の啓発団体「WITH DOG」さん主催で、犬の飼い主さん向けのマナー向上の一環としての活動「マナーウォーク」が今春にも行われます。
現場のウンチ拾いや、しつけ、日常生活のマナーまで、楽しく学べるようなプログラムになっていて、犬の初心者の人から、意識の高い飼い主さんでも有意義な内容です。
興味のある人は、是非ご参加ください。
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