便秘 (2015/8/11)
犬でも猫でも人間と同じように、食事量の不足や水分不足、運動不足、加齢による機能低下、ストレス、男の子の前立腺肥大などの病気、食物繊維不足などが原因で便秘になることもあります。
水をあまり飲まない子には、食事として水分を多く含ませてあげてください。
お肉や野菜を混ぜて煮込んだものなら自然に水分を摂ることが出来ます。
高齢になってきた子には、腸内環境を整えるためと消化酵素の働きのために、豆腐やおから、納豆などの発酵食品を多く食べさせてあげてください。
ストレスの多い子には充分な散歩や運動の時間をとってあげて、大らかな明るい性格になるように導いてあげてください。
一般的な対応としては、まずは充分な水分と食物繊維を摂ることを考えてあげてください。
効果のあるのは、『フラックス・シード パウダー』と『白きくらげ ドライパウダー』です。
フラックスシードには良質の食物繊維が多く、消化管を滑らかにする働きがあり、白きくらげには、食物繊維、鉄分、ビタミンD、B1、カルシウムも充分に含んでいますので、水分を充分に与えることで便秘に効果があります。
また、特に猫に多いのは慢性の便秘です。
元々砂漠の動物だったため、あまり水を飲まない子もいて水分不足が原因で便秘になることがあり、薬を使って便秘を抑えた場合、それが原因になって慢性の便秘になってしまうことがあります。
薬の効果で便がでることで、使いすぎると身体が「自分で働かなくても便が出る」と判断して、働きを止めてしまうようになり、慢性化してしまうことがあるんです。
不思議な話ですが、便秘を治すための治療が原因で慢性の便秘になってしまうんです。
身体の臓器に影響があるほど深刻な場合は薬による治療も必要なこともあると思いますが、基本的には薬に頼らずに改善してあげてください。
前へ(猫の解毒能力) | 次へ(野良猫への餌やり) |
カテゴリー 猫
猫
猫砂
泌尿器系疾患
慢性腎不全
猫②
生活
食事
トイレ
問題行動
問題行動 トイレ
問題行動 攻撃
問題行動 爪とぎ
野良猫と地域猫
猫のフィラリア症
猫の話
猫の解毒能力
便秘
野良猫への餌やり
口内炎
地域猫
カテゴリー 病気
病気
肥満
泌尿器系疾患
運動制限
痙攣発作
尿のPH値
下痢
心臓病の予防
てんかん発作と糖質
PHコントロール
便秘
シュウ酸カルシウム結石
進行性網膜萎縮症
口内炎
心臓病の食事
肝臓について
腎臓とタンパク質
胆泥症について
ご相談・お問い合わせ(無料)
メール(24時間受付) |