健康に過ごすために、心と食事、生活環境のご提案

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ガンについて ⑥ 食事療法 (2015/1/30)

 ガンにかかってしまった場合、まずは食事の改善が第一です。
出来れば手作りで食事を作ってあげてください。
鶏肉、七面鳥、馬肉、羊肉、イワシなどのタンパク質と新鮮な野菜を1:1の割合で混ぜて、それに加え豆腐やおから、納豆などの発酵食品や、シイタケやマイタケ、キクラゲなどのキノコ類と海藻も一緒に混ぜて与えます。
この食事が基本になります。
『喜んで食べる』ということも大切なことですので、色々な食材の中から好きなものを選んで作ってあげてください。

 フードを与える場合は単純な炭水化物(カボチャやサツマイモ、小麦など)を含んだフードは避けて、玄米などの複合炭水化物を含んだフードを選ぶようにしてください。
当ショップの取り扱いでは、ハーロウブレンド ドッグフードハーロウブレンド キャットフードビィ・ナチュラル ドッグフードC&R プレミアム・ドッグ、などが単純な炭水化物を含んでいないのでおすすめです。
それでも、フードだけで与えるのではなく上記のような食材はトッピングしてあげてください。

また、食事以外の栄養補助食品も重要です。

 ●必須脂肪酸
オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)をたくさん与えます。
また、オメガ6脂肪酸(リノール酸)はガン細胞の成長を促進することが分かっていますので、出来る限り与えないようにしてください。
ただ、ほとんどの食品にはオメガ6脂肪酸が含まれていますので、その作用を中和する効果のあるオメガ3脂肪酸を多く取れるように心がけてください。
オメガ3脂肪酸はフラックスシードやサーモンオイルなどに多く含まれています。

 ●消化酵素
ガンの転移と再発を抑えることが出来ます。また、放射線治療や抗ガン治療の副作用を減らす働きもあります。
食品の消化を良くし、含有の栄養素を充分に摂るためにも消化酵素は摂り入れます。
豆腐や納豆なども消化酵素の働きはありますが、より効果を高めるにはサプリメントとして摂り入れるのが良いと思います。

 ●抗酸化物質
体内の酸化を防ぎ、ガン細胞の成長や広がりを遅らせることが出来ます。
ビタミンCや、キヌアシード、クマザサ、リンゴなどがおすすめです。

 ●中鎖脂肪酸
ガン細胞の栄養源である糖質の摂取を制限する時、中鎖脂肪酸を摂り入れることでケトン体の生成の効率を高めます。
ケトン体については、ケトン食療法抗ガン剤と絶食を参考にしてください。
中鎖脂肪酸を含んでいるのはココナッツオイルです。

 ガンにかかった場合でも、飼い主さんのしてあげられることは沢山あります。
まずは、心配な気持ちを悟られないように、安心のできる自信を持った態度で接してあげてください。

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