ガンについて ⑦ 脳腫瘍(2015/3/30)
犬や猫に脳腫瘍というのは極普通に見られるようになってきました。
20年前のデータの発生率は、0.014%と言われていましたが、寿命も長くなっている現在では発生率は遥かに高いと予想されています。
また、以前はゴールデンレトリバーやボーダーコリー、ボクサー、スコッチテリアなどに多いと言われていましたが、最近はボストンテリアやフレンチブルドッグなどの犬種に急激に増えています。
遺伝的な要素が大きく、生活習慣はほとんど関係ないので予防はできません。
強いて言うなら、繁殖の段階で遺伝子を残さないことですが、最近はフレンチブルドッグやボストンテリアは人気犬種になっていますので単純に産ませるだけのブリーダーが多く、そこまでの配慮は難しいのが現状です。
獣医さんでの治療としては、手術や放射線治療、抗ガン治療になりますが、手術では完全に取り切れることが少なく、他の治療でも一時的にはガン細胞が小さくなったとしても完治は出来ません。
予防も治療も出来ない怖い病気ですが、毎日の食事と生活習慣を改善することで、その動物の持っている身体の力を高めることに繋がり、完治のケースもありますし、少なくとも『苦痛を少なくする』ことや『楽しく過ごせる』などの可能性は充分にあります。
下記の記事も参考にしてください。
また、脳腫瘍の子は、痙攣発作を伴うことが多いので、その対応も心がけてあげてください。
脳が問題の場合は脳の栄養素の糖質の扱いが大きなウエートを占めます。
対応の難しい面もありますが、上手くコントロールしてください。
糖質についての記事です。良ければ見てください。
脳腫瘍と診断されたら悲観的な気持ちになることが多いですが、飼い主さんのしてあげられることはたくさんあります。
対応の分かり難い場合など何かありましたら、当ショップでもよければ、どのようなことでも遠慮なくお問い合わせください。
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