仔犬について (2003/7/18)
子犬を親から離す時期ですが、今は、だいたい生後35日~50日くらいに親犬から離すことが多いようです。
この、生後50日、というのには意味があります。
ブリーダーさんの中には、生後3~4ヶ月までは手放さないという方もおられます。
それは、健康上のことも、もちろんありますが、それ以上に、生後50日~90日の期間は、子犬にとっては社会性を身に付ける重要な時期だからです。
その間の出来事はその子の一生にも影響しますので、本当の意味でのプロのプリーダーさんは、子犬を手放さずに育てています。
ですが、その為には、常に子犬を監視している必要があるので、多くの種類や頭数を繁殖している場合は不可能です。
単に、兄弟犬と一緒にいるだけでは、人間よりも犬との絆の方が強くなってしまいます。
また、そこまで、真剣に取り組んでいるブリーダーさんはとても少ないので、実際的には、生後3ヶ月までをブリーダーさんに任せるよりも、飼い主さんの元で過ごす方が、その子の一生のためにもよい結果になることが多いと思います。
その場合は、反対に犬同士のコミュニケーションが上手く出来ない子になりやすいので、他の犬と接する機会を多く作ってあげるのが良いのですが、ちょうどワクチンプログラムの最中で、まだ免疫が出来上がっていないので、他の犬との接触が難しい面もあります。
まあ、それでも、少しでも安心できるようなワンちゃんが居れば、一緒に遊ぶ機会を作ってあげてください。
その期間の扱い方ですが、一番必要なことは、出来るだけ多く遊んであげることです。
例えば、ボール遊びなどの場合は、たまたま、飼い主さんの所にボールを持ってきた時には、褒めてあげると同時に、飼い主さんも大喜びしてください。
とにかく、楽しい遊びを沢山してあげてください。飼い主さんとの遊びが楽しければ楽しいほど色々なことを学習するのは楽しみと受け取るようになります。
この時期には、学習することの喜びを教えることを第一に考えてください。
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