アレルギーについて 血液検査とワクチン (2003/6/16)
当ショップのお客さんからのご相談で、一番多いのがアレルギーのワンちゃんについてです。それで、何回かに分けて、アレルギーについて書きます。
アレルギー検査を受けて陽性反応の出ていないドッグフードを探すのに苦労している飼い主さんが多くおられます。
アレルギー検査って、病院によって多少は価格の差がありますが、だいたい2万円くらいします。その割りにあまり意味がないように思います。
以前に自分の家の四国犬の「ハマ」のアレルギー検査を受けてみたことがありますが、ラム肉をはじめ、小麦や大麦などにも陽性反応が出ていました。
ハマには、ラムと大麦が主原料のフードを中心に食べさせていますが、今までアレルギー反応を起こしたことは一度もなく、健康に過ごしています。
また、それ以降に同じ検査を受けたときは、前に陽性だったものに反応がなく、全く別の結果が出ました。
動物が持っている免疫によって、その時々で、色々なものに陽性反応が出るようです。
って言うことは、高いお金を出してまで検査する必要はないということだと思います。
また、アレルギーのワンちゃんの中で食事アレルギーのワンちゃんというのはとても少ないです。
アレルギーの原因で多いのは、遺伝と様々な環境汚染だと思いますが、もうひとつ、毎年のワクチン接種が考えられます。
当ショップのお客さん全体の中で、毎年のワクチンを受けておられる方はだいたい4割くらいですが、アレルギーのワンちゃんに限ると、8割以上の方が毎年、ワクチンを接種しておられます。
単なる偶然だとは考えにくい数字だと思います。
アメリカでは、毎年のワクチン接種の弊害がとりあげられており、3年に一度にするというような動きがあります。また、猫の場合は、すでに、ワクチン接種は3年に1度というガイドラインが出来ています。
日本の場合は、色々なしがらみや制度があるので、ワクチン接種のガイドラインの見直しは難しいかもしれませんね。
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