命について (2005/3/2)
ちょっと前になりますが、アメリカで、ペットの猫のクローンが約500万円で販売されて話題になりました。
その購入された方は、17年間一緒に過ごした子を亡くして、悲しみから抜け出せずに過ごしていたのが、クローン猫のおかげで、今は、ペットロスから抜け出せたそうです。
また、そのクローンの子は、見た目の容姿だけでなく、水を飲むときの特別変わった癖まで一緒で、とても喜んでおられるようです。
クローンについては、色々な意見があるようですが、一度でも大切なペットを亡くした経験のある人なら、賛否は別にして、理解できる部分もあるかと思います。
ですが、映画の世界なら、記憶も持ったままのクローンが出来そうですが、現実は、そうはいきません。
また、どうしても寿命が短くなってしまうことも確認されています。
それに、いくら容姿がそっくりでも、その子の命が蘇ったわけではありません。全く別の命です。それも、最初から、寿命が短いと分かっている命です。
亡くなった子には関係のないことですし、そのクローンの子も最初から寿命が短いというハンディを持って産まれてきます。
つまり、このクローンは、亡くなった子のためでもなく、クローンの子のためでもなく、あくまでも、その人個人の満足のためだけのものです。
このクローンを販売したアメリカのベンチャー企業が、日本向けの販売を開始するようです。
すでに、犬、猫の細胞保存の"ペットバンク"の受付は始まっています。
また、価格も大幅に値下げすることが決まったようです。
ペットロスから立ち直れない人の手助けになる可能性はあると思いますし、すでに多くの要望が寄せられているそうです。
"クローン"、どうなんでしょうか?
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