心臓疾患の子に食事とハーブ、生活環境の見直し
まずは防腐剤などの一切入っていない自然な食事を与えること、充分な水分を摂ること、オシッコは我慢させないでドンドンできる環境にしてあげてください。
また、一日のうちで、楽しい気持ちで緊張する場面と心からリラックスできる時間も作ってあげてください。
その上での対応です。
高齢になってくると、特に小型犬は心臓弁膜症になる子が多いです。
心臓というのは産まれた時から一瞬の休みもなく、働き続けている臓器で、特に小型犬の場合は負担が大きく、ある程度の年齢から心臓疾患になってしまう子が多いんです。
心臓の問題にはどんな症状でも、できれば薬を使うのではなく、ハーブや食事などで対処するのが理想です。
また、オシッコをドンドンすることと、心臓の健康に必要な栄養を摂ることも重要です。
『食事と対策』
◆まず見て欲しい記事です。
心臓病の食事
◆心臓病の予防と対策の記事です。
心臓病の予防
◆肥満を防ぐ。
肥満は心臓に対して大きな負担になります。また、食べ過ぎも心臓に負担がかかるので適正な量の食事を心がけてください。
◆タンパク質は植物性タンパク質を多く摂る。
動物性のタンパク質は血液を汚し心臓の負担を大きくします。
それでも、犬や猫にとっては動物性タンパク質は重要な栄養素ですので、極端に動物性タンパク質を制限するのではなく、通常の食事以上に与えずに、植物性タンパク質を多く摂るというように考えてください。
豆腐や納豆、おからなどの大豆製品や小魚などがおすすめです。
◆野菜 、海藻、キノコ類など、マグネシウムを多く含んでいる食材は心臓を動かすための筋肉や血管のためにおすすめです。
含有の食物繊維は心臓の健康のためにもおすすめです。
◆ギャバ
アミノ酸の一種のギャバという成分を含んでいる発芽玄米やトマトは心臓のためにも良いです。
◆タウリンを摂り入れる
タウリンは心臓のためにも重要な成分です。
実際に漁村に住む人たちは山間部に住んでいる人達に比べて高血圧の人が極端に少なくタウリンを多く含んでいる魚介類を食べることでタウリンが血圧をコントロールしていることが分かっています。
食事に魚や貝類も摂り入れてください。
特に魚の血合いに多く含まれています。
タウリンは水溶性で体内に長く残っていませんので、過剰摂取の心配のない成分です。
充分に食べさせてください。
◆適度の運動。
獣医さんによっては、「一切運動させてはいけない」という意見の人もいます。
過度な運動はよくありませんが、負担のないように、散歩には連れて行ってあげてください。
軽い運動は血液の流れを良くして心臓の負担を小さくします。
運動についての記事です。
運動制限について
その他、身体を温めることで血液の循環が良くなり心臓の負担も少なくなりますので身体を温めることも心掛けてください。
ただ、重度の心臓疾患の子の場合は、体内に熱を持ちやすいので、極端に身体を温める食材は避けてください。
何か疑問や対応の分かり難い時は、当ショップでもよろしければ、どのようなことでも遠慮なくお問い合わせください。
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