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耳のケア (2012/2/28)

 まっすぐに立った耳は、耳の中と外部の空気と湿気の適切な流れを作ります。
万一、水が耳の中に入っても空気の自由な流れのおかげで、適正な湿度まで下がります。
 そういった面から、犬の耳は頭からまっすぐに立つ形に進化してきました。

 それを人間の見た目の好みから、垂れ耳の犬種が多く作り出されました。
 更に、耳の中に毛が生えている犬種もいて、空気と湿度の流れができずに、耳の問題を起こすことが多くなっています。

 そんな場合に自宅でも出来る耳のケアの方法があります。

 まずは、"イヤークレンザー フラッシュ"か、"シュアリンプウ イヤークリーナー"を耳に直接入れて、耳の外からマッサージしてください。
 黒っぽい耳垢が多い時は、"イヤークレンザー フラッシュ"、黄色っぽい時は、"シュアリンプウ イヤークリーナー"というのが目安です。

 できれば、入れてから5分ほどは頭を振らさずに、そのままでいてください。
 5分ほどして頭を振らせば(耳に息をかければ振ります)クリーナーが耳垢と一緒に出てきますので、拭きとってください。

 それと、リンゴ酢も良いです。
10倍くらいに薄めたものを1日に2~3回、3滴ほど入れて、外からマッサージします。
 それを2日続けて1日休むというパターンで続けてください。
そうすれば、皮膚が酸性になり、色々な細菌がすみ難い環境になります。

 泳いだ後などでは、リンゴ酢の液で耳をいっぱいにしてマッサージすれば耳の中の水を出すことが出来ます。
 その後、耳を振らせてから、ティッシュや綿花などで軽く水分を取ってください。

 あと、耳掃除には綿棒は使わない方が良いです。
 耳の皮膚はとてもデリケートですので、引っかいて傷をつけてしまうこともありますし、耳垢を奥に押しやってしまうこともあります。
ティッシュや綿花を使ってください。
 綿棒を使う場合は、綿棒の先に綿花を巻きつけてフワフワにして使ってください。

 また、散歩などの時に注意しなくてはいけないのは、"エノコログサ"です。
猫じゃらしのような形の、よく見かける雑草です。
 これが耳の奥に入ってしまうと耳の中を傷つけてしまいますし、無理に取ろうとすると鼓膜を破ってしまうこともあります。
 散歩の時には、エノコログサには充分に注意してください。
万一、耳に入ってしまった場合は、自分で取らずに獣医さんで取ってもらってください。

 耳に毛が生える犬種の場合は、定期的に耳の毛を抜く必要があります。
一般的には美容室で耳掃除と一緒にしてもらうことが多いですが、自分でも出来ないことはありません。
 耳のパウダーを使って指で少しずつ抜いてください。
耳用のカンシなどを使っても良いと思います。

 ただ、耳の毛は、適量があるんです。
キレイに全部抜いてしまっては、耳の中で炎症を起こすこともあります。
 ワンちゃんの美容室でも、キレイに耳の毛を抜くことが多いですが、特に耳の悪い子は耳の毛の抜きすぎに注意してください。

 特に垂れ耳の子は、耳が悪くなることが多いので、よくチェックしておいてください。

 

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