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犬種スタンダードについて ② (2009/3/26)

 今年になって、イギリスのKC(英国ケンネルクラブ)で多くの犬種のスタンダードの審査基準の変更がありました。

 日本も加盟していて、世界的に最も大きな畜犬団体のFCIにも大きな影響力を持っている「KC」の決定ですので、世界各国のブリーダーさんの今後の繁殖計画にも大きな補正が迫られます。

 以前にも、犬種スタンダードについて書きましたが、従来の犬種スタンダードには、生物として本来持っている進化を止めるような記述もあり、改善して欲しい部分はあると思っています。

 中でも、ダックスフンドの毛色については、今までは「珍しい」という理由だけで、遺伝的に欠点があることが分かっていながら作り出されていた毛色もありましたが、不適切で繁殖するべきではないということで、認められなくなりました。
 そのことは、ダックスフンドの正規のブリーダーさんからも支持されると思います。

 ただ、変更項目の中には、その犬種の特徴とも言える部分の改定も含まれていて、特にブルドッグの場合は、今までのブルドッグのイメージとは違ったスタンダードになっているようで、ブルドッグを愛し、ブリードし続けている人にとっては、受け入れ難い部分もあると思います。
 現に、イギリスの多くのブルドッグのブリーダーやブルドッグの犬種団体からは、大きな反発が起こっているようです。

 今回の変更は、ドッグショーで賞を取るためだけのために、その犬種の特徴を極端に誇張したような繁殖や、「珍しい」という理由だけのために、身体の機能に悪い影響が出ることは無視した繁殖などを抑制することが目的で、犬の健康を考えた対応です。
 現状のスタンダードを維持しながら、健康面でも配慮したブリーディングを心がけているブリーダーさんからすれば残念なことだと思います。
 ですが、どこかで線を引かないといけない状況になってしまったんだと思います。

 自分個人的には、ブルドッグはブルドッグに違いないですし、多少の違いがあっても、健康に長生きできるなら、その方が良いかな、と思っています。

 あと、今回の変更では、断耳や断尾については、触れられていなかったのは残念です。

 

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