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フィラリア予防について (2006/8/15)

 地方によって多少の違いはあるようですが、ワンちゃんには、毎年、4~5月くらいから、フィラリア予防薬を飲ませます。
 このフィラリア予防薬というのは、名前は予防薬ですが、実際は、予防薬ではなく、殺虫剤です。

 獣医さんでは、副作用も殆どなく、安全な薬という認識ですが、それは、実際の症例からのことではなく、製薬会社の見解をそのまま受け入れての意見です。
 体内の寄生虫を殺す薬ですから、犬の身体に全く悪影響がないと言うことも考えにくく、実際に、現在のフィラリア予防薬の主流になっている、"イベルメクチン"という薬剤は、牛や豚などの畜産動物では、残留薬物検査の検査対象物質になっているほど、危険な薬物です。

 例えば、皮膚疾患を持っている子で、冬の間は大丈夫なのに、暖かくなってくると、アレルギーのような症状が出る子が多くいます。
 全ての子がそうだとは言いませんが、殆どの子は、フィラリア殺虫剤の投与と関係あるように思います。

 獣医さんでの見解とは違って、フィラリア予防薬は、肝臓をはじめ、犬の身体には、大きなダメージを与えます。
 とは言っても、現状では、フィラリア症の最も確実な唯一の予防法です。

 本来は、犬はフィラリアに対しても免疫を持っていますし、ハーブで、免疫刺激作用のある"エキナセア"や、駆虫効果のある"クロクルミ"などを使ってフィラリア対策をする方法もありますが、今の時点では、完全な予防措置といえるだけのデータも実証もありませんので、現実には、フィラリア予防薬の使用が最も確実な方法です。
 それでも、犬の身体には、確実にダメージがあるということを知っていてください。

 自分の飼っている犬達には、フィラリア予防薬は使ったことがありません。
念のために毎年の血液検査は受けていて、今までのところは、全くフィラリアはいませんが、そのことが、免疫機能のおかげなのか、たまたま感染していないだけなのかは、分かりません。

 実際の対策としては、体内に入り込んだ薬品を、出来るだけ肝臓などの負担にならないように、また、湿疹や痒みとしてでなく、オシッコとして排泄できるようにすることが重要だと思います。

 具体的には、"ゴボウ"、がお奨めです。
長時間煮込んで、その煮汁を飲ませてください。身体に良いものですし、過剰摂取などの心配もありませんので、ドンドン与えてください。
 フィラリア予防薬に限らず、体内の毒素の排出を高めますので、普段から与えるのもお奨めです。

 あと、ハーブでは、"アルファルファ"や、"レッドクローバー"、"ダンディライオン・ルート"などが毒素や老廃物の排泄を促進しますので、お奨めです。

 毎年、春頃から、体調の異変のある子は、フィラリア予防薬の使用時期との関連も考えてみてください。

 

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