ペット業界と動物(動物病院)
獣医さんの中には、動物の病気や治療方法の事はあまり知らないのに、人間の言葉をしゃべれない事を良く知っている方がいます。
トリマーの女の子が、以前に勤めていた動物病院で経験した事ですが、重度の腸炎の子犬が入院していたのですが、その子を放ったらかして、以前から計画していた旅行へ出かけて行き、帰ってきた時は、当然亡くなっていましたが、入院費はきっちりと貰っていたそうです。
このような獣医さんは、ちょっと特殊な例かもしれませんが、自分の知る限りでは、十分な知識と技術をもった良心的な獣医さんというのは、極一部の方だけです。
今の日本の獣医大学での講義は、その殆どが、畜産動物についてであり、犬や猫を含むペットの為の講義や研究は、ほんの僅かです。
その為、ペットの獣医としての経験や獣医さん自身の探究心によって、知識や技術に大きな差が出来ています。
一般には、正しい知識のない獣医さんが多いにもかかわらず、ペット愛好家の方達は、絶大な信頼を寄せています。
そのために、無知なくせに傲慢で、大柄な獣医さんが多い事も事実です。
ペットショップやブリーダーさんに対しては、否定的な立場をとっておられる、動物愛護団体の方でさえ、特に動物愛護の活動をしている獣医さんに対しては、損得勘定だけで商売をしている獣医さんであっても、無条件で推奨し、受け入れています。
大切な家族の一員であるペットの治療行為が出来るのは、獣医さんだけなのですから、私達、ペット愛好家や動物愛好家は、もっと厳しい目で獣医さんを見つめる必要があると思います。
犬や猫の立場になって真剣に対応してくれる信頼のできる獣医さんに出会うのも重要なことですね。
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